卒業式、そして今日はネパール
2010年3月1日 日常 コメント (6)長男たーやんめでたく高校卒業式。
J君半日休みを取って式にでました。たーやんの学校は文武両道をうたっていますが、全国区にはスポーツで有名。卒業式にはたくさんの部活動生が表彰をうけました。
たーやんも思いがけず精勤賞をもらい、うれしいびっくり、
一学年700名を超える男子校の卒業式は、ちょっと壮観でした。
夜の講座は今回はネパールの文化、経済について。
新聞紙上ほとんど現ることのないネパールは二年前に王政から共和制に変わったそうです。王族は国外追放になることもなく、非常にスムーズだったゆえ、日本の紙面をにぎわすこともなかったようです。
多民族国家であるためか、1964年まで続いたヒンドゥー教のカーストはインドに比べて細分化されており大きく五つ、その中で三十以上に分けられています。
廃止されたとはいえ、カーストのなごりや、生き神様の信仰などまだまだ前近代的な国家である印象をうけました。
また1980年他姓から食料自給度がさがり、「食べられない人」が増えてきているのも現実です。
解決策として
「地域住民の組織化を制度化し、地方行政レベルから末端地域レベルまでいきわたらせ、今まで国が管理してきた森林利用を住民管理にす猫で大きく生産性をのばしてゆく」
面白かったのは牛のふんをはっこうさせ、メタンガスを作ることの推奨です。
三人家族で牛二頭を飼って得られるバイオガスは二食分の調理の準備と電気ニコぐらいの発電を賄えるそうです。
かつての日本が急速な発展を遂げる代わりに犠牲にした環境破壊。これからは
「環境を維持しながら持続的資源利用、住みやすい地球を後世に残し、人類の未来永劫を図るために国際協力が必要とされる。」
と結んでネパールの講座は終わりました。
J君半日休みを取って式にでました。たーやんの学校は文武両道をうたっていますが、全国区にはスポーツで有名。卒業式にはたくさんの部活動生が表彰をうけました。
たーやんも思いがけず精勤賞をもらい、うれしいびっくり、
一学年700名を超える男子校の卒業式は、ちょっと壮観でした。
夜の講座は今回はネパールの文化、経済について。
新聞紙上ほとんど現ることのないネパールは二年前に王政から共和制に変わったそうです。王族は国外追放になることもなく、非常にスムーズだったゆえ、日本の紙面をにぎわすこともなかったようです。
多民族国家であるためか、1964年まで続いたヒンドゥー教のカーストはインドに比べて細分化されており大きく五つ、その中で三十以上に分けられています。
廃止されたとはいえ、カーストのなごりや、生き神様の信仰などまだまだ前近代的な国家である印象をうけました。
また1980年他姓から食料自給度がさがり、「食べられない人」が増えてきているのも現実です。
解決策として
「地域住民の組織化を制度化し、地方行政レベルから末端地域レベルまでいきわたらせ、今まで国が管理してきた森林利用を住民管理にす猫で大きく生産性をのばしてゆく」
面白かったのは牛のふんをはっこうさせ、メタンガスを作ることの推奨です。
三人家族で牛二頭を飼って得られるバイオガスは二食分の調理の準備と電気ニコぐらいの発電を賄えるそうです。
かつての日本が急速な発展を遂げる代わりに犠牲にした環境破壊。これからは
「環境を維持しながら持続的資源利用、住みやすい地球を後世に残し、人類の未来永劫を図るために国際協力が必要とされる。」
と結んでネパールの講座は終わりました。
コメント
ネパールが共和制になる直前の政治的ごたごたのときに、丁度日本で博士号を取ったネパール人さんが居て、ポスドクとして私の募集に応募してきていました。彼は本国にも帰れないし、日本で職を探していたようです。しかし募集しただけで私に人事権はないので何とも言えなかったのですが・・・彼は選考から落ち、渡米してポスドクとして活躍していると話を聞き、複雑な思いになったことがあります。彼が本国に安心して帰れる日がくるといいな、と静かに思っております。
こんばんは^^
息子さん、高校ご卒業おめでとうございます♪
少子化のこの時代、1学年700名ってすごいですね!
生徒全員の名前読み上げるだけでもそうとうな時間がかかりそう~^^;
今回の講師の方も1979年に来日されて、日本で博士課程をを修了し、広島大学の教授になられたネパールのかたでした。
このように淵瀬春秋さんのおっしゃった方もたぶん米国で活躍していらっしゃっるのではないかしら。
貧困を抱えているとはいえ、政情は安定しているらしいですし、
私も講師の方に質問はできませんでしたが、海外で勉強できるということは、無くなったとはいえ、たぶん上位のカーストの方ではないかと。
本当にネパールのカースト制は、私たち日本人が普通に高校教育で習ったものとは比べモノにならないほどです。廃止はされたとはいえ、政治を動かしているのは相変わらず上位カーストの人々ということです。なぜかというと慣習もあるし、上位カーストは罰されないので、何をしても生き残る(反対に下位カーストから政治家になっても問題が持ち上がるたびに失脚、死刑となっていなくなってしまうのだそうです。 )
山好きでカトマンズ、くらいしか興味がなく何の知識もなかったのですが、地図をみると西のほうにはハイウェイもないし、まだまだいまから近代国家としてむずかしい問題だらけの国家でもあります。生き神様は幼女の頃に決められ何の教育も受けられませんでしたし、それもやっと最近になって人権団体の動きで教育を受けられるようになったそうです。
そんなことを知って私の小さな頭で何ができるわけでもありませんが、日常の会話の中で身近な人に伝えることが私にできることだとおもっています。
息子の学校は、ラグビー、サッカー、バレーボール、スケート、野球、水泳など泣く子もだまる・・・高校です。文武両道・・・うーん武武片道???
わが子はそんな中で運動大嫌い、級友とつるむのも、熱くなるのも大嫌いという超個性、変人ぶりで担任の先生にも大変心配をかけてきました。本当に本当に無事卒業できて、親はほーーーーーっとしました。
これから、大学生になってたくましく成長するのが楽しみですね。
やれやれという気持ちとともに、制服姿も今日で見おさめ・・・と思うとすごくさびしい気がしました。
高校まで出せば、もう親の役目はほぼ終わり、後は出すのはお金ばかりという感じですかしらね。
それはそれでほっとするけど、さびしいもんですね。