平戸

2013年12月12日 旅行
平戸市って全国的には長崎市の影に隠れてメジャーではありませんが、ここは南蛮貿易が盛んにおこなわれ、またキリシタン殉教の地、隠れキリシタンの信仰の土地でもあります。
歴史、文化、自然どれもが満載の小さな西の果ての町です。


この平戸市が古楽で町おこし、町の人らに古楽を聞いてもらって元気になってもらおう、という企画、
ハラショー!!!
オーチンハラショー!!!!だねっ。

古楽っていうのはとっても身近なんです。だって1人暮らしの若者は別として、大抵リコーダーって家のどこかにあるでしょ。日本の小学校に通った子供なら必ず音楽の時間にリコーダー吹いたでしょ。リコーダーって立派な古楽器なんです。

リコーダーのグループを中心に四つの団体が市内の四か所に設けられた演奏場所をまわります。

私達はリコーダー、歌、ヴァージナル(小型のチェンバロみたいなもの)、リュート、ガンバ、打楽器です。
またまたドレス着てやっさもっさという運びになりました。

会場はどこもすてきでした。古民家あり、オランダ商館、松浦藩御用達の和菓子屋さんあり。


平戸に行くのは実に30数年振りでした。学生1人旅をして気に行って、すぐに母を連れていったのです。観光の町として美しく整備されていましたが、すれた所のない静かな美しさはそのままでした。

今回は前泊してリハーサル、当日もあちこち慌ただしく演奏してまわり、美味しい御当地グルメもスイーツも
(12月25日まであちらこちらのお店でワンコイン以下のお値段であれこれ食べられるイベントやっているようです)
食べられませんでしたが、ぜひぜひ近いうちに家族でもう一度来ようとおもいました。
http://www.hirado-net.com/plan_toho.html(平戸に興味をもたれた方はこちらをクリックしてくださいね。)


秋月

2012年4月10日 旅行 コメント (3)
福岡に遠方からみえるお客様に、どこをご案内するかはいつも迷います。皆さんだいたい太宰府に行きたいとおっしゃいますが、天満宮と九州博物館とご案内しても、まぁこんな感じかな、くらいだし、本当はしっかり歩き回れば史跡があちこちあるのだけれど、よほどのマニアでもなければ面白みもないだろうし、なかには、唐津、虹の松原、イカ焼きとおっしゃるかたも。近いけどそれ佐賀県だよ。

というわけでおすすめは秋月。しっとりとした、奥座敷といった佇まいです。秋月藩の城趾や、こまごまとした郷土のものを集めた資料館、そぞろ歩きに、ピッタリサイズのちいさな町です。また桜の季節、秋の紅葉も見事、夏には一キロ程先のだんご庵で、川のせせらぎのもと、素麺流しや、水遊びで涼もとれます。

日曜日には朝早くここから古処山に登りました。桜が福岡市内にくらべて、空気が澄んでいるためきれいにみえます。
だんご庵から沢を跨ぎながら登っていきます。山頂から屏山に行く稜線はなだらかで、ツゲのトンネルや岩と苔で、日本庭園ような風情があったりで、とても楽しめる道でした。下りは古処山山頂から八丁越と言われる旧秋月街道を歩きました。所々にお地蔵さんがあったり石畳の道があったりと昔の姿が偲ばれます。
秋月の町中は最後の桜見と、人の群れでした。夕方なのに今から夜桜見物なのか、田舎道には車も溢れていました。山での桜を堪能したので真っ直ぐ帰りました。




あのマークをテレビで見たとたんにぶわーっと涙が・・・
日本海側をひた走りに走る「日本海」「白鳥」は私のまさに青春の思い出です。まだ、青函トンネルのないころで、連絡船の時代。上野から乗ると丁度八時間で、青森に着いたと記憶しています。それに比べて大阪と青森を結ぶこの列車はゆっくりじっくり旅を楽しめました。
新潟は細長くて、うとうとして目をさましてもまだ新潟。も一度うとうとして目をさましても、あらまだ新潟県なの。

寝台車でよく寝た朝、秋田の雪景色に見いっていると、年配の女性が、「姉さん、ここのせきに一緒に座っていいかい。私のとこあっちなんだけど、親戚の不幸で出かけてるんだけど、一人だと気が滅入っ
て滅入って」と、東北の訛りで話しかけてきたこと。

青森から大阪について、そこから夜行急行で、座席に丸まってねたこと。
夜行急行も姿を消して久しいですね。

松本清張の点と線を読んで以来時刻表や、鉄道が大好きになりました。結婚以来旅からは遠ざかっていましたが、久しぶりに思い出しました。

デイサービスも、ショートステイも一切受け入れないフーバちゃんを残して家族旅行できるのはせいぜい一泊です。今回もヘルパーさんの来る月曜にひっかけていってきました。
もちろんみんなの大好きな大分の温泉。
今回は特別室なので広い広い。トイレも二つついてるしね。ベランダに出れば、混浴の露天風呂もばっちりみえます。(おいおい)

ぎりぎり土曜日に東京から帰ってきたたーやンはひたすらごろごろむのんびり。
次男三男とJくんは泳いだりジョギングしたり山にのぼたりと相変わらず活動的。私も朝五時起きの山登り途中まで付き合いましたが、リタイアしてのんびり露天風呂につかりました。(だれもみてませんように!)

フーバちゃん日曜夜のご飯はお隣の奥さんが、自宅の夕飯をフーバちゃんの分まで作ってくださり、届けてくれました。世間話もして、しばらく母と過ごして下さったようで、ありがたい、ありがたい。

ありがたい温泉りょこうでした。
土曜日にかねてからドライブを約束していた友人と吉井、うきはにいってきました。吉井は私の祖母の実家でなじみ深いところです。白壁の古い街並みがのこり町の中を川がながれ、耳納連山が美しい町です。

今回はまずマクロビオティックの食事を出すレストランと森林セラピー、棚田めぐりと称して山を中心にまわりました。

ここの「つづら棚田」は棚田百選にある有名なところです。
山道をのぼり、森林を抜けた上に、びっくりするくらい高い場所まで棚田が続きます。この日は雨模様のせいで人けがまったくなくて、雨が静かにふるおとだけ。幻想的でした。

お目当てのマクロビのお食事は普段食べているものとさほど変わらず、こんなものね~といった感じ。

そのあともっと山奥にはいり、イビサスモークレストランへ。画家であった初代のオーナーさんがスペインのイビサ島でならってきたやり方でパンやハム、ソーセージを作り始めたところです。石を積んで作った建物は横に川が流れ(泳げる)、中はひんやりとうす暗く、異国ムードたっぷりです。

石窯で焼いたピザをほっこりとたべて大満足。次回はこちらで食事をしようと決心し、町まで降りて、散歩をしてから帰途へつきました。

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