結婚して20年近く映画館と無縁できたけれど最近行くようになりました。日曜日には夫とトロッコをみにいきました。

物語は日本人の妻が台湾と日本のハーフの孫たちをつれて老人のもとへ老人の息子のお骨をもってかえるところからはじまります。

戦時中に、台湾は日本だとおしえられ、日本語を覚えればえらくなれる、この土地の森林の木を日本に運ぶトロッコは日本に通じている、と限りなく日本に憧れた老人は、日本兵として戦ったにも関わらず、戦後日本政府から何の手当ても保証もうけられません。

声高に反戦を叫ぶ映画ではないのだけれど、老人のやりばのない悲しみが伝わってきました。

また夫を失って二人の子供を抱えた妻が、喪失感から子供に対する愛情を見失いかけ、それを取り戻すまでの話もせつない映画でした。

芥川のトロッコにインスピレーションをうけて大きく大きく物語をふくらませた
ストーリーです。

よい映画をみました。


アミさま

アミさんの日記をよんですぐさま見にいきました。ありがとうございます。

それから料理上手のアミさんの手料理はきっとひめさん喜ぶにきまってる。
我が家も水道水派です。水道水をそのまま飲める日本万歳!

コメント

アミ
2010年7月8日18:47

短文で要領よくまとめる文章が素晴らしい!
「トロッコ」。
それでも、ミハーハハさんが見に行ってくださったのだから、私の文章も成功~?
アハハ・・・♪(笑)

料理上手なんかではありませんが、祖母の味を食べさせられない悔しさで、つい。
息子に大人気ないことを言ってしまいました。(苦笑)

ミハーハハ
2010年7月9日8:33

わぁ文章をほめられたのなんて、小学校以来です。ありがとうございます。
ホントに良い映画でしたね。

夫の母は天ぷらなど揚げ物上手で、近所に住んでいた時はいつももらっていました。反対に私はおいなりさんや、煮物もってってました。

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