東京カルテットを率いた原田浩一郎さんたちのカルテットのコンサートにいきました。ピアノは野島稔さん。

私が少女時代に、今をときめく、といった感じでクラッシック界を背負っていた方たちです。、じぶんが年をとったことも忘れて、みなさん年とっちゃったなぁ、なんて。

プログラムはシューマンとブラームス。シューマンなんて若いころには全然聴きたくもなかったのに、年とると殊のほか身にしみます。

円熟という言葉がぴったりの演奏にぐいぐい惹きつけられました。みなさんソリストとしての技量をお持ちながらそれぞれを引き立てる室内楽の世界に身を投じていらっしゃることの素晴らしさ。

文字通りの熱演に聴衆は熱い熱い拍手を送りました。

客席には往年の音楽ファンが多く、みな感動と音楽への共感とでいっぱいのようでした。

たぶん知り合いの人も来ていたと思いますが、誰ともしゃべりたくなく、ひとり急いで帰りました。

コメント

ありす
2012年6月9日13:47

大人になってわかる味ってありますね。これが、もう少し年を重ねると、また変化があるのでしょうか??

コンサートの後・・・余韻にひたりたい時ありますね!
私も1人で行くのが好きです。

ミハーハハ
2012年6月10日17:44

ありすさん
普段は古楽やってますが、やっぱり根っこはクラッシックみたい。

福岡には市民会館という古いホールがあって、音楽会といえば子供の時はここがメインでした。いまとなれば決して音響が良いわけではありませんが、噴水のある公園をつっきってバス停まで10数分、母と帰る帰り途がとても余韻を楽しめて好きでした。

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