辞書

2013年12月16日 日常 コメント (2)
ここのところ毎週末ホテルに泊まっていたので久しぶりに土曜日の晩御飯でした。昨日DVDで舟を編むを借りてきていたのでごごからゆっくり見て、晩御飯は冬の定番鴨鍋。

さて舟を編むは辞書編纂の話です。時代は20年くらいまえ、電子辞書が出てきた頃のお話です。辞書を一冊一から作り始めるってこんなに大変で膨大な作業なんだなあ。

先日のちょっと興味をひかれて買った辞書があります。「懐かしい日本語辞典」です。明治のころの鴎外や漱石の作品を読むための辞典なんだそうです。古語辞典はあるけどこんなのなかったよねー。
例えば

いろぶかい 1*色が濃く美しい。「色深きもみじ」
2*容色、容貌が美しい。3*愛情が深い。志が深い。4*色気が多い。また色欲が強い。

むたいだ、(無体だ)
とか
すんごうも(寸毫も)
とか
よしんば(縦しんば)
とか
またぞろ
とか
確かにいまの小説にはない言葉づかいですね。
いわんや携帯小説においてをや!(何故か漢語調になっちゃった)

この辞典ぼちぼちじっくり楽しもうと思います。


コメント

nassie
2013年12月26日8:27

面白そうですね。でも教育の無体な軽量化(愚民政策)のせいで、私も縦しんば字面は追えても、中身は寸毫も諒解出来ないやも知れませぬ。←ちょっと変^^;

ミハーハハ
2013年12月26日16:22

辞典は食卓において、御飯のあとのお茶を飲みながら気儘に眺めています。

丸谷才一さんの文章のような旧仮名づかいも好きなので、ちょっとしたオタク気分です。

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