リコーダーフェスティバルが終わりました。
地元西南学院大学の100周年記念事業の一環として2006年から行われているのですが、この時期いつもバタバタと忙しく、参加するのもききに行くのも初めて。中心となっているのはリコーダー奏者のO先生。先生のフィルムを見ながらのレクチャー(あのブリュッヘン様がよれよれの爺様になっていたのにはショック)はドイツのリコーダー教育の実態についてでした。
子供の教育楽器としてではなく、きちんとした本格的な楽器として出会う、ピアノやヴァイオリンのように個人教授について基礎から学ぶ、という点で日本とは大きく違います。
その後先生のリコーダーとチェンバロの演奏会。
全曲をムファットのチャコーナでつないだ旅をテーマの構成がとてもよかったです。お陰でサピの部分が夢にまで出てきそうに耳に残っています。
第二部はフリーステージ
私たちはデュオでマテゾンのソナタ。他のグループは最低でも4声だったのでちょっと私たちのは地味でした。がまぁ無事おわってほっとしました。

翌日は一月の演奏会に向けたアンサンブルの自主連習。みな住まいが離れているのと忙しいのとでなかなか集まれませんが、この日はなんとか全員集合。東京の先生に電話で指示を仰ぎながらの練習となりました。
コルネット、リコーダー(ガナッシュG管、F管)テナー&バスガンバそれからうーんと、、名前忘れちゃったけどバソンのような感じのリード楽器などをもちよってあーでもないこーでもない、と午後いっぱいやって家に帰ったのは九時過ぎでした。

お腹一杯古楽につかってうーん満足!!の週末でした。
夫J君は朝から勉強会、子供たちはみんな寝てる、私も日頃の寝不足解消て゜九時半起床。ほんとうは、雷山にいくつもりだったけど、近くの鬼が鼻に変更しました。一人で山にいくのは初めてで緊張しましたが、途中で出会ったかたに、稜線は雪ですよ~の言葉にはげまされてずんずんいきました。

ばんざーい

雪大好きのわたしですから、堪能して、くだりました。
先週は雨、風の注意報がでるなか、びしょぬれになりながら山歩きしました。毎回天気が悪いのは誰のせいかしら。

月初めのくじゅうも、先月の山行きもずっと雨。

山頂付近では笹の葉がぴらぴらと真横になびき、汗なのか、雨なのか、もうわかりません。頂上では不思議と雨がやみ、うっすらと下界がのぞめ、それだけで満足、今回はここからもう一つのピークを目指しました。

ここまでぬれるともう怖いものなしです。

悪天候の中、長時間あるいたことでちょっぴり自信にもなりました。次回は月末の宝満登山、どうか晴れますように。
半世紀を生きてきて、初めて知った、真のコンパス。買いましたよー、シルバのコンパス。使い方を一生懸命練習しています。

これ説明書もおもしろい。

孫悟空ではないのだから直接行けるわけではありません。曲がったりしながら目的地へ行きましょう

みたいな風に書いてあります。

最後には、きのことりに行く、というシチュエーションでの説明書き。


真北と磁北も初めてしりました。


らららっちゃんは月曜から二泊三日の克己心研修とやらで、ちょっぴり静かな我が家です。

土星みえたよ

2011年5月15日 趣味
待ちに待った天体望遠鏡がきました。

ネットではなく、市内の専門店で買ったら、自宅までセットしにきてくれました。

柔道の試合の応援にいっていたらららっちゃんも時間までにかえってきて、組み立て方、扱い方、写真の撮り方などきちんと教えてもらったそうです。

私は残念ながら学校の役員会がずっとあっていて説明をきくことができませんでした。

夜は町内のバーベキュー。幼稚園児から高校生まで町内の公園にあつまって、もちろん大人は生ビールや焼酎を飲みながら一年ぶりの集まりを楽しみました。

夕方はじまりの九時ごろおひらきでしたが、羽目を外した高校生たち、ジョギングしてくるといって、帰ってきたのは11時。

月明かりはあるものの、お星がきらきらで早く見たいのにー。

早速組み立ててもらい、月をみたり、星をさがしたり。

自分で土星を導入したときは、もう感激!!

小さくてかわいいっ。とてもクリアに見えて嬉しいっ。結局2時ごろまで遊んで寝ました。
今年の寒さで近年になくすごいというテレビをみて、日曜日に夫と二人、凍れる滝を見にいきました。
お茶とおにぎり、チーズに温かいコーヒー、私の好きな極細ポッキー、今回はしっかりアイゼンとストックも用意しました。
我が家にしては早めの八時前出発でしたが、出発点の公園が見つからずいったりきたり30分以上のロス。やっと到着、準備して登り始めたら、通行止めの道で、またまた引き返して登りました。

最初は緩やかな林道でした。前日の雪が木の上に積もって上からパラパラとおちてきます。思い切って薄着にして、防寒服だけザックに入れましたが、それでも結構歩くと暑い。日焼け防止のサングラスもすぐ曇ってしまいます。

人気のスポットなので続々と連なってあるいていきます。私はカメさんペースなので、若者に道を譲りながらゆっくりとのぼりました。宝満山への分かれ道を過ぎると、山道らしくなって、雪もおおくなりました。だんだんアイゼンをつける人も増えてきたので、初心者の私たちも右へ倣いでここから装着。

だんだん急な登りになってきました。地図でみた等高線の狭さが実感です。ろーぷを片手でつかみながらゆっくりゆっくりいくと、どーん、と見えました。氷と雪の壁。
自然の芸術にみとれながらも、おなかもすいていたので、ここでおにぎりを広げました(炊き込みごはんのと梅干とツナマヨと三種類)。コーヒーのおいしかったこと!

ここを越えて、三郡山山頂へ向かう人がほとんど(ここでお昼食べているのはわたしたちだけでした。)でしたが、今日が最終日のゴッホ展に向かうべく今日はここまで、縦走は雪のない季節にね、ということで下山しました。

追記 : 駐車場に降りてきたら、公園の管理人さんが
今日の滝は60点くらい。二月に入っていっぺん温かくなって融けた融けたからね。
そりゃあ一月がすごかったよ
ということでした。
次男が大会で土曜から近くの山を縦走するといって一泊で出かけました。

おりしも日本全国寒波の嵐で、ここも平地で雪がちらちら。寒いだろうねーとカイロをもたせたり、ダウンジャケットを小さくまとめたりして荷物におしこみました。

さて山岳部の大会は残念なことに応援ができません。そこで夫と最終ゴールとなる場所から、時間を見計らって、逆に登ることを思いつきました。そうすれば、どこかですれ違うはず。

日曜日子供のご飯を適当に用意して、わっせわっせと出かけました。なにしろ彼らは4時起床の6時出発で11時半には下山してくるのです。

登山口についたのが10時過ぎ。軽くストレッチしたりして登り始めました。ここはずっと石段の続く、修験者の山です。だんだんと雪が多くなってきて、上から下りてくる人は皆アイゼンをぶらさげています。

しまったなぁ、凍ってるんだ、アイゼンもってないよ。

ところでミハー達どうしたんだ、もうすれ違うはずだがなぁ

じゃあはしごや鎖場のある方におりたのかなあ。


などといいながら水場までいったら皆そこでアイゼンをつけていました。

今年は雪が多く、山頂付近は石段が完全にスロープになってしまっていて、靴だけでは危ないとのこと、残念ながらそこまでで引き返しましたが、水場のきれいな氷や雪景色に十分満足しました。


夕方予定よりずいぶん早くみはーが帰ってきました。
やはり雪で立ち入り禁止になっていて、全体の三分の二の行程で終わったそうです。

朝、むちゃくちゃ寒かったー風呂風呂!

もうあと六月に大会があったらそれで引退です。

こんどこそ、行き会うように計画をたてて、登りたいと思っています。


望遠鏡

2010年10月27日 趣味
かねてから望遠鏡をほしがっている三男。日曜日に一緒にどんなものか見に行ってきました。
量販店、家電店ネットショップといろいろあるけれど、少々高くついても、のちのち相談できるところがよいのではないかと、専門店をたずねました。

望遠鏡をのぞいたことはあっても、望遠鏡の作りもよく知らず、ましてセッティングして、導入なんてやったこともないのです。

あらかじめの知識は仕入れていっていてもただ、はぁはぁ、とうなづくばかりでした。
とりあえず、大きな買い物なので、よくかんがえてからね、ということでその日は終わりました。

昨日、塾から帰ったらっちゃんが(三男)びっくりするものあるよ、と。
二階のベランダにでると母屋の屋根の上に望遠鏡が据えてありました。

友人の家に眠っていたのを借りてきたそうです。
三角屋根のてっぺんに安定させて、ああだもないこうでもないと、ひねくりまわしてずっとみていました。
私もベランダに持ってきてもらって、月をみたら、ちゃんと海のようなものがみえました。

双眼鏡派の私ですが、やっぱり望遠鏡、いいな。
パラグアイとの試合を見ました。テレビの前にすわって目を凝らしてサッカーをみたのは20年以上ぶりかもしれません。

中学の時初めて付き合ったのが、サッカー部のキーパーの子でした。たくさんたくさんサッカーのことを知りたかったけれど、日本ではマイナーなスポーツだったし、なかなかテレビでも試合の放映はありませんでした。サッカーマガジンのようなものを見せてもらったりしていました。

その頃のスターはベッケンバウアー。それからバウル・ブライトナーがノリにのっているころ。ペレも現役だったかな、そろそろ引退というころだったかな。

ペレといえば勝利への脱出も見にいきました。泣けて泣けて・・・
その頃は一年に一度のお祭りはトヨタカップ。ジーコをテレビでみて大感激したのをおぼえています。
代々木にも足をはこびました。

好きだったのはユベントスのプラティニ。華麗で花があって、大好きでした。
ジダンのころには熱も冷めてきて。

そのうち福岡にホークスがきて、久々の地元球団でもりあがり、次第に野球ばかり見るようになってしまいました。

結婚して次々子供が生まれると、じーっと見てなくちゃいけないサッカーには付き合いきれなくなったというのもありますね。

でも日本のサッカーも進化したと感動しました。四年後が本当に待ち遠しいです。

ところでオフサイドのルールってなんか変わったのね。プラティニの時のあの得点にならなかったゴール(寝ころんでましたね)を思い出しました。


歴史学の先生の話。

その一
  あるフランス人がききました。
   研究の専門は?
フランスです。
   時代は?
中世です。
   中世のどんな?
えーっと荘園制とか
   どこのあたりの?
ラン、ランスに残っている土地台帳を見てですねー。
   あんた日本人だろ?それ見て何するの?


その二
  
 中国四千年の歴史というけど、今の形になったのは清からで、たかだか三百年くらいのものです。


その三

 日本人は歴史好きというとたいてい戦国時代とか上に反旗を翻す時代が好きだけど、中国のひとはそうではないらしい。

 唐と宋の間、五代十国(いろいろな国があって統一されていない時代)が専門です。
 というと
そんな変な時代研究しないでくださいよ。中国には良い時代がほかにあるんですからー。
 つまり統一されて治世が安定している時代を研究してほしいらしいです。


その四

例えば歴史の教科書に載っている一行の記述さえも資料をあたって、その資料が間違いではないか実地をあたって調べたりと、小さな小石を積み上げていった結果なのです。

ふつう書物や論文には、その過程での失敗は書かれないけれど、数しれない失敗があるのです。


ある方の日記で

「殴りあう貴族たち」という本を紹介していただきました。

中古文大好きで、受験生のカテキョーもしたわたしですから早速もとめました。

中古文学と日本史でよくよく存じているかたの(とりわけ兼隆、伊周、道長などなど、)本当の姿がどんな乱暴狼藉を働いたかとびっくりしました。


光源氏の世界は花鳥風月、歌を詠み、涙を流して、かきくどく

違うねー。やっぱり陰謀乱暴、今とそう変わらない世界でした。


あーーー。面白かった!!!!!

フエ友の家で遊ぼうと朝からわくわく。ところがらっちゃん中耳炎。朝一で順番取りに長男に行ってもらい、診てもらう。大したことなくほっとして、ついでにほったらかしででかけました。

目指すは隣県の山の中、峠とトンネル越えていきました。三人でかわるがわるチェンバロひいたりリコーダー吹いたり、私はガンバ弾いたり、またリコーダー三声やったり。

最近はルネサンスものばかりだったから、バロックのきらびやかなのに飢えてましたね。
ヴィヴァルディ、コレッリ、テレマン、バッハ持ち寄った楽譜を次から次にやり飛ばして普段のうっ憤を晴らすがごとくでした。

あっという間に夕方で、合宿したいよー、一日中やりたいなんて言いながら帰途につきました。

あっと、それからお昼ごはんを食べながらなぜか学生時代のビンボー話になって、それもおもしろかったな、ふろなしトイレ共同の四畳半一間、もちろん電話もないし、お金がなくなると友達のところ行ったりね。毎食納豆だったり、学食のランチが憧れだったり。だけどコンパにはいくんですね、これが。

偶然三人とも奨学金もらってたりで・・・今の学生さんからは想像つかないでしょうね。

楽器もおしゃべりも尽きない一日でした。

かねてから興味のあったモスクにいってきました。

世界中で20億ぐらいの人々がイスラム教徒なのに、日本人にとって、イスラム教はあまり知らない世界、あのニューヨークテロ以来、危険なものと思っている人多いみたい。

イスラム原理主義っていうのは、ムスリム(ごく普通のイスラム教徒)の人からすれぱイスラムの教えとはかけ離れた主義です。

たとえば、オーム真理教のベースは仏教だといわれていますが、真の仏教徒、それから無宗教だけれどお葬式やお墓は仏教であげますという大多数の日本人にとって、仏教ってオーム真理教の教えなんでしょう
といわれれば、

ちがいます!!!といいますよね。


だから今テロ活動を行っている人々と普通にイスラム教を信じている人々は違うのです。


今日はさらに、日本人でイスラム教徒と結婚して改宗した男性や、女性ともおあいしました。


改宗にあたって複雑な思いはなかったですか、という質問に、イスラム教は生活に根付いたものなので、改宗しなければ、いつか結婚が破たんすると、

つまり同じ価値観をもたなければやっていけないし、やっていきたいから結婚し、改宗したとしいう強い意志をもったお答えでした。


現代に生きる日本人のイスラム教徒でも、クリスチャンでもない私からみると、???と思うこともありますが、大事なことは、イスラムの人々が、こういう風に考えていることをレ理解することた゜とおもいます。疑問に思うことは質問し、たとえ納得がいかないことでも、ああ、イスラムの人はこう考え、こう感じるのね、と受け止めることが一番良いのではないかと思いました。
またまた今日もネットの森に入り込んでしまいました。グーグルで地図を見てみた。オ・ド・ロ・キ!!!こんなに詳細な地図が見られるなんて。あこがれの天山、ヒマラヤやカザフスタン。テレビでいろいろな辺境の地の番組があるたび世界地図を広げては、もっと詳しく載っていれば良いのにと、もどかしく思っていたのです。一挙に解決ですね。
もともと地図を見ていれば何時間でも過ごせるタイプ。去年新車に変えた時もあえてナビつけませんでした。知らないところに行くことは一年に一回ぐらいだしね。
(そういえば数年前の日記に車買い替えたいなんて書いてましたっけ・・・)
唯一私の地図帳が勝っている点は、バス路線が書いてあって、その路線の標高がかいてあること。いつか沢木耕太郎サンみたいな旅にでたいな。

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