ふーばちゃんの(90歳)お世話で家をでられないので、今すべてのレッスンを私の家でやっています。

どうも段取りがわるいので、朝10時に笛の皆さんをおむかえするのがとっても大変。私自身は早くおきているのにねぇー。

我が家は下と上と二部屋しかないので、台所兼食堂兼居間(テレビあり)のここでしかレッスンはできません。お弁当作ってみんなを送りだすと、洗い物の山、洗濯もふーばちゃんのをあわせると、三回か四回あるし、洗濯機の横を通ってトイレだし、洗面所も全員が使った後は水びたしだし・・・あーあーあーもうどこから手をつけよう!


昨日はバッハを中心にということで、フーガの技法を五曲ほど。パートをいろいろ入れ替えてやりましたが、しっくりいくパートとどうもうまくいかないパートとあって、何度もやっている曲なのに、どれもぱっとせずがっくり。

フーガの技法を初めて知ったのは高校生の時。大好きになって当時からあったラジオ番組、朝の「バロック音楽の楽しみ」で、カセットテープに録音して(ラジオから録音することをエアチェックといっていました)繰り返し繰り返しききました。あんまり繰り返し聞いて最後にはテープの磁気もおかしくなってA面を聴いているのにB面も混じってしまうという怪奇現象までおこしちゃった程でしたね。

弦楽のもよいですが、一番のお気に入りはグールドの弾くピアノ、というわけで4声で私が出だしのときはいつも早いテンポになるのです。