なんでしょうね、今年の桜は一気に咲いてしまいました。予想では今週末が満開と言っていたのに、うちの近所ではもう満開。日曜日の昼間はどこの公園もにぎわっていました。この辺りは市内でも桜の木が多いと思います。だから春と秋はとてもきれい。明日は嵐と聞いて、昨夜は長男と夜桜見物をしてきました。

昨年は母を車に乗せて桜をみにぐるーっと一周したなぁ、と思いながら歩いていると、花の付いた小枝がおちていましたので、そっと持って帰って仏壇にそなえました。


らっちゃんは今日も友達と近所のスーパー銭湯へ。裸の付き合いってわけなんでしょうねー。あがってからみんなでテレビをみて(畳敷きのところに大型テレビがおいてあります) あれこれしゃべるのも楽しいらしいです。春休み前半は入院生活だったので、大目にみています。

福岡に遠方からみえるお客様に、どこをご案内するかはいつも迷います。皆さんだいたい太宰府に行きたいとおっしゃいますが、天満宮と九州博物館とご案内しても、まぁこんな感じかな、くらいだし、本当はしっかり歩き回れば史跡があちこちあるのだけれど、よほどのマニアでもなければ面白みもないだろうし、なかには、唐津、虹の松原、イカ焼きとおっしゃるかたも。近いけどそれ佐賀県だよ。

というわけでおすすめは秋月。しっとりとした、奥座敷といった佇まいです。秋月藩の城趾や、こまごまとした郷土のものを集めた資料館、そぞろ歩きに、ピッタリサイズのちいさな町です。また桜の季節、秋の紅葉も見事、夏には一キロ程先のだんご庵で、川のせせらぎのもと、素麺流しや、水遊びで涼もとれます。

日曜日には朝早くここから古処山に登りました。桜が福岡市内にくらべて、空気が澄んでいるためきれいにみえます。
だんご庵から沢を跨ぎながら登っていきます。山頂から屏山に行く稜線はなだらかで、ツゲのトンネルや岩と苔で、日本庭園ような風情があったりで、とても楽しめる道でした。下りは古処山山頂から八丁越と言われる旧秋月街道を歩きました。所々にお地蔵さんがあったり石畳の道があったりと昔の姿が偲ばれます。
秋月の町中は最後の桜見と、人の群れでした。夕方なのに今から夜桜見物なのか、田舎道には車も溢れていました。山での桜を堪能したので真っ直ぐ帰りました。

今日から次男の予備校が始まってやっと日常が戻ってきました。

五時半、私起床
六時　　J君起床
六時半、らっちゃん起床
七時、　ミハー起床
八時、　たーやん起床
男の子は身支度に時間がかからないから、みんな出発の40分前にしか起きません。
九時前にはみーんないなくなって、私はゆっくり新聞をよむというわけ。

今年に入ってから
次男がもとフーバちゃんの部屋を自分の勉強部屋にしました。(その前は私の子供部屋でした)
春休みから三男もここで勉強したり、友達がくるとここで遊んでいます。
そしてこの一週間はお布団を運んでふたり寝るようになりました。

二階で寝ていた時はちっとも片付けしなかったのに、いまは自分たちで掃除して、布団干しまでしています。やっと自立してくれてやれやれ。いつまで続くかな。

決してすごーい山に行っているわけではないけれど下山して仰ぎ見る度に、
こんなにのぼったんだー、私ってえらい!　
なんて思ってしまいます。

登りも下りも苦手な私が低山ハイキングをするのは、ただただ
すごーい、あれに登ってきたんだー、
とびっくりしたいがためのようです。

一度に一歩しか歩けないし、ただひたすら足を前に前に出していくだけの作業。でも積み重なると高いところまで行けちゃう、遠いところまで行けちゃう、当たり前のことなんですけどね。

ある方のDNに、笑顔の力ということばがあって思い出しました。笑顔の力で、英雄となった人を。

私の大好きな漫画、宇宙兄弟のなかにもこの人の名前がありました。
1961年4月12日、初めて宇宙へと旅立ったユーリ・ガガーリンです。
初めはもう一人の小柄な飛行士が選ばれていたのですが、ガガーリンの笑顔が良いということで最終的に世界初の男になったそうです。実際性格の穏やかな誰からも愛される人柄だったそうです。

宇宙開発はあの頃は米ソの威信をかけた競争でしたが、いまでは各国の宇宙飛行士たちがISSのなかで協力しながらミッションをこなしています。

国と国の紛争は絶えませんが地球は一つ。宇宙開発が平和と地球環境(それから医学もかな)のために役立つことを願ってやみません。

ところで私の好みでいえぱ、スペースシャトルはあまり格好よくなかった、ロケットの横に蛾が張りついてるみたいで。やっぱりロケットはすっきりしてなくちゃ、そしてパラシュートで帰還しなくちゃね。