中学生と高校生と大学生の日常が微妙にずれて何かしら毎日早起きで、朝寝が一番のごちそうのに私にとってはちょっとつらい毎日です。

先週の日曜には病気をしていた友人の様子を見に夫と立ち寄りましたら、もう畑にでていてびっくり。何の後遺症もなくまるであの二月からの日々を切り取ってしまったような錯覚をおこしました。

風光明媚な土地に初めて訪れた夫ちゃんも大いに気に入り、いいところだいいところだとしきり。

初めて見る自然農法の畑も驚きだったようです。雑草の中にすっくりと育っている麦、共生という言葉が自然とうかんできます。

こんなところを小さいときから見ていたら、農業やりたいと思うのも無理ないないあ、ともらしていました。というのも長男はデザインの方に進学したし、次男は農学部希望、三男は大学いかずに農業家になるといって、誰も跡継ぎを志望していないからです。


木曜日から始まった連休も我が家には何の関係もなくすぎていくようです。

一週間まとまって休みは次男みはーのみで、ここぞとばかりにチャリであちこちでかけているし、あとはカレンダー通り、らららっちゃんは部活でほとんどつぶれ、部活帰りにはぞろぞろ友人をひきつれてくるし、連休明けはすぐ中間テスト。長男
も友達つきあいに忙しい。

結局毎日ご飯作ってそうじしていつもと変わらない私の毎日です。ま、それなりに゜楽しいですけどね。

もともとあまりお出かけ好きではない我が家。連休もほとんどそれぞれの趣味で過ごします。まして高速道路の渋滞を考えるとね。

ということで、今年もいつもの山に筍ほりが唯一家族そろっての行事。
お弁当(夕べ作った豚まんとおばあちゃんのおにぎり)と水筒ブルーシートにビニール袋、鍬、鎌、包丁軍手。
子供たちが大きくなったので男手四人。30分も掘ればもう十分です。私はひたすら皮をむいていきます。

帰ってきてからが大変。大鍋を総動員してゆでて冷ましてご近所に配りました。
(洗濯も大変)
夜は庭の蕗と炊き合わせて、それから以前古後の友人から貰った鹿肉も、刺身にして食べて満足しました。

しばらくは筍づくしの毎日になりそうです。レシピ検索しなくちゃ!

J君と(夫婦割引でね)以前から絶対見逃せないと楽しみにしていた映画にいってきました。邦題オーケストラ。
笑いと涙と大きな感動。ありえない、絶対あり得ない荒唐無稽な話なのに、どんどんひきこまれていきました。テンポの良さや持って回ったところもなくストレートにはいっていけるのもよかったです。

かねがね指揮者という職業は世界一かっこいいと思っていましたが、楽団をひきいて自分の世界を構成し、それでもって全聴衆を支配するなんてもう最高。

ヒロイン役のロランさんがひたむきで美しかったのはもとより、ロシヤ人の俳優陣はもうみんなチャーミング、主人公の奥さん役カメンコーヴァさんがとてもすてきでした。(日本語では人を罵倒するときにあまり性的な表現はしないけれど、英語イタリア語ロシヤ語なんかでは結構使うみたいですね。奥さんの啖呵かっこよかった。)

全編にながれるクラッシックもよかったけれど、ロマの音楽も素晴らしかったです。
もちろん最後のチャイコフスキーのヴァイオリンコンツェルトのシーンは圧巻。

夭折した岸子姉ちゃんがオケと弾いてたのを思い出して涙がとまりませんでした。

先日連休で帰省してらしたお隣のお兄ちゃんがおみやげをもって遊びにみえました。2月まで次男のお勉強でお世話になっていたのです。

お医者さんになってちょうど一月。福岡から離れたことがなかったのに北陸の小さな街の市民病院にお勤めです。人口三万、市で一番大きな建物が市民病院だそうです。それなのになんだか凄腕のドクターがあつまっているらしい。

初めての一人暮らし、なれない仕事、大変なこと山積みだと思うのに、J君とロックの話になると、やおらJ君のギターであれこれ弾き出しました。
　　今練習してるのはコレです、だって。

ギターの練習する余裕が!!あるのね!!!
とますます尊敬してしまったのでした。

長男は携帯を持ちたくないという。高校までは禁止！！といって持たせていなかったら大学に入ってもいらないんだって。

理由は、自由がなくなるから。

なるほどね。


二男ミハーも先日こういっていた。

友人Dの携帯に７じ過ぎたら家から電話がかかるらしい、うざいからほっとくと５分おきにかかってくる。いややねー。

つまりいつでもどこでも携帯で親に管理されるのが嫌ってことかな。


私たちが学生の頃は独り暮らしで電話を持っているなんてほとんどなかったから、親との距離はすごく遠かった、たまにはがきを書いたり、ものすごく稀に電話かけたり。

今はモーニングコールをするお母さんも多いらしいね。

大学生にもなって、まさか辞書の指定があるとは思わなかったね。

ただでさえほとんど利用されなかった高校指定の英和辞典、和英辞典、漢和辞典、国語辞典、があるというのに、指定のでなくてはだめなんですって。

二男も高校入学のときに指定の辞書類を買わされました。
これもほとんど使われていないようですね。

ああもったいない。

辞書を覚えながら、覚えたページをやぶって食べてた!?
というのは大げさな話にしても、めくりやすいように１枚１枚くしゃっとしている子もいました。

私もマーカーでアンダーラインをひいたり、付箋紙をつけたり、勉強しているふりしてました。

まっさらで開けた気配もない息子たちの辞書をみると隔世の感ありきです。

東北にすんでいる彼からのメール。ひとこと
「だばい」
とありました。

だばい???

ロシヤ語だったら「～しよう」ダバイ、ダバイで「さあさあしようよっ」というような意味になります。
ダバイ　アベーダチ!　なら、ごはんにしようよ!
ぐずぐずしてたら、ダバイ、ダバイ!

て、わけで、彼がロシヤ語知ってるわけないよね、朝から「しよう」ってなに?
ちょっぴり妄想を膨らませて

だばいって何語?意味は?とメールしました。

東北弁で「でしょ(そうでしょ、と同意を求める)」だそうです。

なーんだ。昨夜からのメールの続きに相槌をもとめられただけなんでした。

いきなりのタイトルですが、結婚してからこんなことはあまりないよね、普通。

いままでに三回ある私は隙だらけ？

ぜんぜんお酒飲んでたわけでもないのに。二人とは当然その後の付き合いはナシにして、あとのひとりとはメール友達。年に一回か、せいぜい多くて二回あいます。

会いに行こうかなというメールがきて返事がかけずにはぐらかしてしまって、
今朝になってもそのことばかり考えているなんて、いつもの私らしくないね。

えーいこんな時には気分転換映画でも見にいってこよっと

昨日試験から帰ってきた高校生のミハー。

こんなに数学ができなかったのははじめて!!!

かえるなり叫んでました。


今朝担任の（数学）先生からあまりにもできていない、と電話アリ。

この高校三科目赤点があると追試なしで留年なんです。

やれやれ、ちょっと私がうかれてると、水ぶっかけてくれるのでした。

以前本で、江戸時代がいかにリサイクル＆エコ生活だったかということを読んで面白かったけど、今度の話も面白かったね。
というのは市民大学での歴史学の講座でのはなし。

１９世紀ロンドンではとなかく物売りがおおかった。人々はなんでもかんでも売り歩いて生活していた、家で作ったものも売るし、余ったものもうる。食べ残しがあれば食べ残しを売るし、ポロや紙くずこわれたもの、馬糞、人糞、ありとあらゆるものは、街頭で交渉して売り買いされていた。もちろん黙ったままではうれないから大道芸やタンカ売の口上で売っていた。とになく売れるものはなんでもうって、女性はもちろんいい売り物をもっているわけだからそれも売ってました。

うーんあれこれ手を出さずに独りだけを守るのがエコ生活か？それともあれこれ手を出すのもリサイクル活動？

講師の先生のお話に人それぞれの解釈で（思惑？）思わずにやついた学生（？）たちでした。